技術・技士系・他専門資格について

世間によく知られている資格の中で、分野別に考えてみると、電気・ガスなどの技術・技士系、建築関連などの、国家資格や認定資格が多いと思います。
これらの業種・業界には安全性や専門性にこだわる必要のある職種が多いので、資格取得者に責任を持って仕事をしてもらうのは当然の事だと思うし、それだけこの分野で専門技術者が求められている証拠でもあると思います。
資格取得は必要?
企業で働いていると、忙しい毎日があっという間に過ぎていく、そして年を重ねるごとにそのスピードが速くなっていき…
経験を積むうちに、知識・ノウハウは自然に身に付きますが、自分に形として残っているものは何もないことに、ふと気付きませんか?
会社では責任のある立場でバリバリ働いて、会社に充分貢献していると自負していたのに、突然会社が倒産して再就職を目指そうとしたときに、大きな壁の現実にようやく気がつきます。
履歴書でアピールできるポイントの少なさに…
面接ではそこそこアピールできても、数多い応募者の中から最終的に選ばれるための、他人とは差別化された印象度の薄さに…
自分にはそんな事はないと思い込んでいませんか?
前職で自信を持って働いていた人ほど、現実の厳しさに直面します。
人生いつ何が起こるか、誰も予想できません。
そのためには、若い時から先の事を考え、計画的に準備するべきです。
履歴書にアピールできる資格などを取得し、自分自身の仕事上での経験やノウハウとともに積み上げていくのも一つの手です。
目指している仕事に合わせた資格を、下位の資格一つだけではなく時間をかけてステップアップしていくのも大事ですし、オールマイティな仕事を担当できるように、関連する資格を複数所有しノウハウをさらに積み上げるように努力するなど、自分自身の意識を変えていく事は、これからの長い人生をおくる上で大きな力になってくれると思います。
当サイトでは、技術・技士系・その他の専門資格についての情報や、通信講座・スクール情報をご提供しています。
就職・キャリアアップを目指す方にとって、少しでもお役に立てれば幸いです。
お勧め技術/技士系/他専門資格
第二種電気工事士
第二種電気工事士とは、住宅や小規模店舗などの電気工事を行う国家資格保持の専門家で、ビル・工場などの電気設備の安全を守るために、一部を除き、電気工事士の資格のある人でなければ電気工事を行ってはならないことが、法令で決められています。
電験三種
あまり耳慣れない資格名ですが、正式には第三種電気主任技術者免状の事で、電圧5万ボルト未満の事業用電気工作物の工事・維持及び運用の保安の監督は、この国家資格保持者である電気主任技術者の、保安監督の下で行なう必要があります。
危険物取扱者
化学工場・ガソリンスタンド等の製造所・貯蔵所・販売所などで、一定数量以上の危険物を貯蔵し取り扱う施設には、必ず危険物取扱者を置く必要があります。
危険物の資格は甲・乙・丙の3種類に分かれており、種類ごとに規定の違いがあります。
二級ボイラー技士
ボイラー技士とは、労働安全衛生法に基づく各級のボイラー技士免許試験に合格し、国家資格である免許を交付された技術者の事で、病院・工場や各種ビルなどで、資格の必要なボイラーの取り扱い・点検・安全管理を行うことができます。
マンション管理士
>マンション管理士とは、国土交通大臣からの指定試験期間である、財団法人マンション管理センターが実施する国家資格試験に合格した人のみが名乗れる、名称独占資格で、マンションでのトラブルを解決する為にアドバイスを行うコンサルタントです。
管理業務主任者
管理業務主任者とは、マンションの委託契約に関する重要事項や管理事務の報告を行うために設けられた国家資格で、マンション管理会社は、30管理組合に1人以上の管理業務主任者を専任し、国土交通省へ届け出る必要があります。